『ジャムおじさんのひみつ』♦2000年4月14日放送 <562話Bパート>オススメ度 ★★★★★★★★★★
脚 本 :島田満
演 出 :日巻裕二
登場キャラ…
アンパンマン、
ばいきんまん、
ジャムおじさん、
クリームパンダ バタコ、
チーズ、ヤギおじさん、ミミ先生、カバお、ウサこ
カバおのママ、ピーこ、ちびぞう、ピョンきち、他
出演声優…戸田恵子 (アンパンマン)、 中尾隆聖 (ばいきんまん)
増岡 弘 (ジャムおじさん)、 佐久間レイ (バタコ)
山寺宏一 (チーズ)、 鶴ひろみ (ドキンちゃん)
原えりこ (ピョンきち)、 中村ひろみ (ウサこ)
坂本千夏 (ちびぞう)、 滝沢ロコ (ミミ先生)
長沢美樹 (クリームパンダ)
あらすじジャムおじさんのパンはなぜあんなにおいしいのか。
パン工場でジャムおじさんと一緒に過ごしていればその秘密がわかるとバタコさんに言われ、パン工場に潜入調査に行くことにしたクリームパンダ。
秘密が気になったばいきんまんも、ピョン子に変装し、クリームパンダと共に潜入調査を開始する。
無理やり女の子の声を出しているピョン子の声にジャムおじさんたちは疑問を抱くが、風邪をひいているからだと言って誤魔化すピョン子。
その後、ジャムおじさんの一日を観察する二人だが、なかなか秘密は明らかにならない。
夜になり、二人は就寝。しかし、物音で目を覚ましたクリームパンダは、ジャムおじさんがまだ起きていることに気付く。
ジャムおじさんは、どうすればみんなが喜んでくれるようなパンを作れるか、夜中も一生懸命考えていたのだ。
また、風邪をひいていたピョン子のため、風邪に効く生姜パンを焼いていた。
これを見て、ついにクリームパンダはジャムおじさんのひみつに気付いた。
ジャムおじさんはいつもみんなのことを考えながらパンを焼いているから、ジャムおじさんのパンはあんなにおいしいんだ。
ピョン子は、ジャムおじさんの秘密がそんなことだったのかと知って残念そうではあったが、生姜パンを食べると満足そうにどこかへ行ってしまった。
翌日、学級新聞にて、ジャムおじさんのひみつが掲載されることになる。
記事は主にクリームパンダによって書かれたようだが、最後に、ピョン子のおすすめとして生姜パンも紹介されていた。
備考2000年以降の作品では数少ない短編での名作エピソード(だと思います。個人的に)。
普段はあまり突っ込まれることのないばいきんまんの女装声だが、今回はやたら突っ込まれる。
そもそもわざわざ女装する必要は無いのだが(そして妙に可愛い)、今回に限っては、実はそれがストーリーの展開の上で重要であり、ラストの生姜パンへとつながる。
結局ジャムおじさんの秘密とは、
ジャムおじさんは、食べてくれる人、一人ひとりが幸せになるように心を込めてパンを作っている。
ジャムおじさんのあったかい心が込められているからパンがおいしく焼ける。
ということだった。
他の話でもよく言われているので、アンパンマンファンとしては当たり前のことなのだが、この話で聞くといつもより心にしみる。
「幸せだの、あったかい心だの、そんなもの…」
と、ピョン子が言うように、言葉で言われるだけではただの綺麗ごとだが、風邪をひいたピョン子のために(←しかも嘘)、夜遅くに生姜パンを作っている姿を見た後だと説得力がある。
その「ひみつ」をジャムおじさん自身が言わないところも良い。
そして、普段そういう綺麗ごとを認めないばいきんまんが、素直にならないまでも、心を打たれている。
そんなばいきんまんにつられて感動してしまう。
BGMも良い。
【収録話】
1.「ジャムおじさんとありがとうの日」
2.「ジャムおじさんとジャムばいきんまん」
3.「ばいきんまんとへんそうジャムおじさん」
4.「ジャムおじさんのひみつ」
5.「ジャムおじさんとマゴマジョ」

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『カレーパンマンとハッパちゃん』
♦1992年10月19日放送 <204話Bパート>オススメ度 ★★★★★★★★★★
脚本:島田満
絵コンテ:森脇真琴
演出:島崎奈々子
登場キャラ…
アンパンマン、
ばいきんまん、
カレーパンマン、ハッパちゃん
ドキンちゃん、ウサ子、カバお、クマ太
ジャムおじさん、
バタコ、
チーズ他
出演声優…亀井芳子 (ハッパちゃん)
あらすじ秋を届けに森へやってきたハッパちゃん。
ところが、ばいきんまんたちはウサ子ちゃんたちを人質にし、自分たちだけで秋を一人占めしようとする。
さらに、ハッパちゃんに心にもないことを言わせ、カレーパンマンに精神的ショックを与えて楽しむばいきんまん。
ハッパ 「カレーパンマンなんか大っ嫌い。あっちへ行って。」
カレー 「え”? …あのー、よく聞こえなかったんだけど…。」
ハッパ 「カレーパンマンなんか大っ嫌い。あっちへ行って。」
カレー 「がーん」
いじけてどこかへ行ってしまうカレーパンマンだったが、どうも様子がおかしいことに気付きアンパンマンと一緒に再びハッパちゃんのもとへ向かう。
ハッパ 「カレーパンマン!来てくれたのね!さっきはばいきんまんに脅かされて…」
カレー 「やっぱりそうだったのか。」
ハッパ 「本当にごめんなさいね、カレーパンマン。」
カレー 「いいんだよ、僕こそあのとき気付くべきだったんだ。」
ハッパ 「ううん、そんな…。」
カレー 「あ、あの絵ありがとう。すっごく嬉しかった!
ハッパちゃんってすごく絵が上手いんだね。」
ハッパ 「あ…カレーパンマンだから一生懸命書いたの…。」
ドキン 「…ちょっと、いいのかなぁあれ?」
カレー&ハッパ「あ”っ」

2人が盛り上がっている間に、アンパンマンはばいきんまんにやられていた。
ドキンちゃん「じゃ、ごゆっくり~」
冷ややかに捨て台詞を言ってドキンちゃんはバイキン城へ帰って行った。
カレーパンマンは思いだしたようにアンパンマンを助け出し、ばいきんまんをやっつけた。
こうして無事、森に秋がやってきたのだった。
備考恋の邪魔をして楽しむとは、ばいきんまんもなかなか陰湿ね。
アンパンマンそっちのけでラブラブモードのカレーパンマンとハッパちゃん。
いつになく冷ややかなドキンちゃんも面白い。
≪関連回≫
・
アンパンマンとハッパちゃん・ハッパちゃんのおたんじょう日
監督:永丘昭典
出演者:戸田恵子、 中尾隆聖、 増岡弘、 佐久間レイ
収録時間:92分
レンタル開始日:2008-03-19
Storyやなせたかし原作による人気TVアニメシリーズ「それいけ!アンパンマン」の94年放映分を収録した第5巻。ジャムおじさんのパン工場で命の星と一体化して生命を得たアンパンマンが、ばいきんまんの妨害などのさまざまな困難を乗り越えて大活躍する。 (
詳細はこちら)

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『黒バラ女王とビクビクちゃん』♦2012年6月29日放送 <1132話Bパート>オススメ度 ★★★★★★★★★★
脚 本 :島田満
絵コンテ 演 出 :境南寿三郎
作画監督:薄谷栄之
原 画 :華房泰道、谷澤泰史、内藤圭、長坂綾子
鳥居愛緒、松田芳明、南静子
高崎由利、宮崎麻美
(A、Bパート)
登場キャラ…
アンパンマン、
ばいきんまん、黒バラ女王、ビクビクちゃん
ドキンちゃん、カバお、ちびぞう、ピョンきち、ウサこ
ジャムおじさん、
バタコ、
チーズ出演声優…戸田恵子 (アンパンマン)、 中尾隆聖 (ばいきんまん)
増岡 弘 (ジャムおじさん)、 佐久間レイ (バタコ)
山寺宏一 (チーズ)、 鶴ひろみ (ドキンちゃん)
原えりこ (ピョンきち)、 中村ひろみ (ウサこ)
坂本千夏 (ちびぞう)、
小原乃梨子 (黒バラ女王)、 寺田はるひ (ビクビクちゃん)
あらすじお化けが出ると噂のお城へ探検にやってきた子どもたちとビクビクちゃん。
子どもたちを脅かそうと、おばけのふりをしてイタズラするばいきんまんたちだが、お城の中で黒バラ女王の声を聞く。
ばいきんまんたちのおかげで復活できた黒バラ女王は、子どもたちに襲い掛かる。
そこへアンパンマンが現れるが、ばいきんまんや黒バラ女王の攻撃で顔が汚れてしまう。
ビクビクちゃんはパン工場へこのことを伝え、新しい顔が到着。
バタコさんの投げた顔をキャッチしたビクビクちゃんは、アンパンマンに新しい顔を届け、アンパンマンは元気100倍。
黒バラ女王とばいきんまんをやっつけた。
備考黒バラ女王が「ドキンちゃん」と呼ぶのになんとなく違和感。
バタコさんの強肩をもってしても新しい顔が届かないという珍しい展開。

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