『アンパンマンとせみたろう』
♦1990年8月20日放送 <96話Aパート>オススメ度 ★★★★★★★★★★
脚本:伊藤恒久
演出:鈴木壽美
登場キャラ…アンパンマン、ばいきんまん、
せみたろう、バタコさん
ドキンちゃん、ジャムおじさん、チーズ
出演声優…緒方賢一 (せみたろう)
あらすじ河原でアンパンマンを倒す作戦を考えていたばいきんまんだが、蝉の声がうるさくて集中できない。
いらついたばいきんまんは、森の蝉をかたっぱしから捕まえていく。
すると、ひときわ大きな蝉を発見。
彼は夏の精であり、名前はせみたろうというらしい。
ドキンちゃんの協力もあり、一度はせみたろうを捕まえたばいきんまんだが、アンパンマンの邪魔が入ったため一旦退却することに。
せみたろうは助けてくれたお礼に、アンパンマンたちを夏のコンサートに招待する。
“最後の”コンサートという言葉に疑問を抱いたバタコさん。
ジャムおじさんにその理由を聞いてみると、蝉は夏の間しか生きられないらしい。
次の日、再び大量の蝉とせみたろうを捕獲したばいきんまん。
助けにやってきたアンパンマンも罠にかかって動けなくなってしまう。
だが、せみたろうのもっていた水のおかげでなんとか脱出。
ばいきんまんをやっつけた。
こうしてせみたろう率いる最後の夏のコンサートは、無事開催されたのだった。
備考「どんな生き物にも命には限りがあるんだよ。」byジャムおじさん
アンパンマン大研究
には
「アンパンマンワールドのキャラクターは不老不死」とあるが、それはアニメ「それいけ!アンパンマン」にも当てはまるのか。
少なくともこの話では“命の限り”について語られており、この世界にも寿命というものが存在することがうかがえる。
事実この話以降せみたろうは登場していない。
その他、歌「おいしいパンをつくろう」では“食べずにいれば死んでしまう”と言われているし、劇場版「勇気の花がひらくとき」では“死んじゃ嫌だ!”という台詞もあるため、この世界にも“死”という概念は存在しているようだ。
「アンパンマンとせみたろう」は、そんな、ちょっと重いテーマをあつかった話。
命には限りがあるからこそ、今を一生懸命生きることが大事なのだとジャムおじさんは言っている。
ところで、蝉におしっこをかけられ「ばっちぃ~!」と嫌がるばいきんまん。
汚いものが好きでも、さすがにおしっこをかけられるのは嫌なようだ。
監督:永丘昭典
出演者:戸田恵子、 中尾隆聖、 増岡弘、 佐久間レイ
収録時間:70分
レンタル開始日:2008-03-19
「アンパンマンとバイキンヘリコプター」
「ナイフとフォークとスプーンさん」
「アンパンマンとせみたろう」
「オルゴールマンとバレリーナ」
「アンパンマンとピーナッツブラザース」
「かつぶしまんと鉄火のマキちゃん」
Storyやなせたかし原作による人気TVアニメシリーズ「それいけ!アンパンマン」の91年放映分を収録した第5巻。ジャムおじさんのパン工場で命の星と一体化して生命を得たアンパンマンが、ばいきんまんの妨害などのさまざまな困難を乗り越えて大活躍する。 (
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